来期配当予想130円に対して来期予想一株利益135.3円 よって配当性向75%を目指すとすると配当は130円以下

20代からの投資

決算前に損切りをしていたJTでしたが配当方針の転換がありました。

これまでもJT株のリスクについては触れてきましたがとうとう、配当性向が高すぎたことや当期利益の減少により配当維持ができなくなりました。

↓JTのリスクについては以下の記事をご参考ください。

これまでは「配当は安定性を重視して154円を予定」として配当性向90%としていましたが、今期からは以下の株主還元方針となりました。

配当性向はこれまでの90%から75%に下方修正となり、2020年の配当予定154円から2021年は130円に減配予想となります。

決算短信の2021年12月期の配当予想を確認すると通期で130円の配当となっていますが、配当性向は96.1%となっており、配当性向の目安である75%よりも配当性向が高くなっています。

つまり、130円の配当は配当性向が96.1%のため、75%である100円程度まで更に減配する可能性があることを示唆しています。

2021年12月期の連結業績予想は当期利益が対前期▲22.6%の2,400億円となるため1株当り当期利益は135.30円となります。

配当予想の130円では当期利益のほとんどを配当還元することになるため更なる減配として100円程度の可能性があることをリスクとして認識しておく必要があります。

決算前は配当性向90%を維持して154円の配当維持を予想していましたが、当期利益の大幅減少と配当政策の変更によりJTは今後は連続減配となることが予想されます。

減配 = 株価下落となるためサクッと損切りしてよかったと思っています。

↓決算予想しましたが外しました(笑)

コメント