コメダ珈琲を運営するコメダホールディングスの2021年第3四半期(2020年3月~11月)決算が発表されました。
売上収益は前年比▲8.2%の212億4,100万円、税引き後の純利益は▲28.5%の28億6000万円となりました。
営業利益率は上場以来25%程度の高水準をを維持していましたが、今回はコロナウィルスの影響もあり営業利益率は若干下落し20%程度となっています。
コロナウィルスの影響で赤字転落する飲食店が多い中、営業利益率を20%維持できている点はコメダホールディングスはやっぱり経営体質が強い企業です。

1株当りの利益は前期の87.45円から61.95円に減少しています。

1株当り利益の減少に伴い、第2四半期の配当が25円から18円に減少しており、期末の配当は未定ですが1月以降は緊急事態宣言による逆風もあるため配当は減少することが予想されます。

月次売上の推移は9月、10月に既存店売上で前年を上回る売上収益を上げましたが、11月以降に新型コロナウイルスの再拡大にもとなって売り上げは前年割れとなっています。


売上の推移を競合であるドトールコーヒーと比較すると、コメダの強さが分かります。
12月度既存店売上の前年同月比の比較
ドトール ▲22.8%
コメダホールディングス ▲4.8%

コメダホールディングスのIRは以下のリンクから参照ください。

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