優良銘柄オリックスの振り返り

20代からの投資

こんにちは!かずよしです。

株式のほったらかし投資で配当 & 優待をゲットすることを目標にしていて、オリックスは構成銘柄の1つとなっています。

2年ほど前からオリックスを保有していますが、各都道府県の特産品を選ぶことのできる株主優待と安定的な配当方針及び自社株買いにより株主目線の経営をしている会社という印象があります。

コロナショック真っ只中の2020年3月~4月は中核事業である航空リース事業や金融事業を中心とした業績悪化による減配リスクから一時1,100円付近まで売り込まれましたが、通期業績予想も発表され、配当も維持及び自社株買いも行われることから2021年1月現在では1,800円程度まで回復をしています。

特に1月以降は金利上昇も期待されて金融関連として株価が大幅に上昇しました。

Tiwitterでも「オリックス」が大きな話題になっていました(多くのバッファローズファンが大物の獲得ができたのでは?と勘違いしたようですが・・・・)

Yahoo!ファイナンスより

私はコロナショック時に買い増しをして300株を保有していましたので1,800円付近で200株を利益確定し、現在は100株保有となっています。

100株保有でオリックスの優待3,000円相当のカタログギフトがもらえます。これがなかなか優秀です。

各都道府県の特産品のカタログとなっており、いろいろな選択ができて充実しています。

また、配当は新型コロナウイルスの影響で減収でしたが今期に限り配当性向を50%に引き上げることで1株当り76円の配当を維持しています。

2008年の金融危機時には無配転落し株価が大暴落した歴史もありますが、今回は黒字を確保し、配当を維持する方針を打ち出していることは評価できると思います。

但し、配当性向引き上げは一時的な処置となるため来期は業績回復できないと減配リスクは引き続き残ることを注意する必要があります。

個人的には業績は今期と同等程度でも配当性向を維持して配当金額も維持すると予想しています。

また、2020年11月2日付で自己株式取得に関する決定もなされています。

多くの企業が減配や自社株買いの中止を発表している中、オリックスはかなり頑張ってくれている印象です。

株式の収得の上限を約442億円として自己株式の取得を実施しすることは株価上昇要因となるためとても評価できる内容だと思います。

上記の自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせに則り、2021年1月6日付の自己株式取得状況に関するお知らせでは2021年12月2日~2020年12月31日の期間中に約122億円の株式を取得完了しており、442億円の約3割の取得を1か月で実行しています。

21年1月以降は株価が高騰しているためどれくらいの規模の自社株買いが行われるかは分かりませんが株価が下落する局面があれば自社株買い行われると思います。

オリックスはこれまでも500億円規模の自己株式取得を行ってきています。

また、株主優待も人気のため2016年には約6.6%だった株主の個人投資家の割合は2020年には14.2%にまで上昇しています。

おそらく、コロナショック以降、外国法人がオリックス株を売り越していると思いますので現状で個人投資家の割合はもう少し上昇していると思っています。

株主還元に積極的な企業の1社として今後もオリックスには頑張ってもらいたいと思っています。

オリックスはリースを中心に金融業など幅広い事業を展開する超多角化経営の企業です。

オリックスの事業内容については↓こちらをご参考ください。

オリックス 売上2兆円越え多角化経営企業
NISAランキングで上位常連のオリックスですが2020年に入ってからは株価下落傾向となっています。オリックスは多角化経営をしているため「何をやってる会社?」かが分かりにくいため新型肺炎がどのように業績に影響を与えるかいまいちよくわからな...

21年2月8日には2021年3月期第3四半期決算発表予定となっており、最新の業績を確認していきたいと思います。

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