高配当投資で月1万円の配当収入と米国インデックス投資を併用してハイブリッドで運用

20代からの投資

はじめに

こんにちは。かずよしです!

もうすぐ30歳の会社員で高配当株投資を始めてから約2年が経過しました。

もともとは米国インデックス投資国内グロース株をメインとしていましたが職場の詳しい先輩(60歳を超えている超ベテラン)から高配当銘柄への投資を勧められたことがきっかけで始めました。

最終的な目標は職場の先輩が達成している配当金を年間50万円受け取れるようにすることです。

先輩の運用歴は30年以上を超えており、運用額も1,000万円を超えているため私のような20代でタネ銭が少ない場合はすぐに達成することは難しいのですが、千里の道も一歩からということで地道に活動しています。

米国のインデックス投資はここのところブームとなっていますが、3年間の運用で20%近い運用益がでてきますが、高配当投資を通じて、

給料 + αとして配当金収入という形ですぐに使える「現金」を安定的に享受できる仕組みを20代のうちから仕込んでいきたいと思っています。

給料+1万円あればできること

配当収入といってもたった一万円では生活は変わらないのでは?と思われるかもしれません。

しかし、1万円あれば意外とできることは沢山あります。

まずは固定費として支払っているスマホの通信料約3,000円、日経新聞購読料4,200円、アマゾンのオーディブル1,500円などの毎月の支払いを配当で賄うことができます。

また、20代で毎月1万円の配当収入の仕組みを作ってしまえば、60代までに単純計算で、12万円 / 年 × 30年 = 360万円と累積すると大きな破壊力があります。

360万円あれば子供の大学の学費くらいにはなるでしょうか?

とうことで、まずは毎月1万円の配当収入を目指してポートフォリオを作っていきます。

下記↓は半年ほど前に作成した高配株投資の考え方のブログ記事です。

当時から企業を取り巻く環境が大幅に変わっているため、ポートフォリオに微修正を加えながら運用をしています。

高配当投資の途中経過 高配当投資は難しい!

半年前までの高配当銘柄のポートフォリオです。

当時の高配当銘柄への投資金額は約130万円となっており、配当金は5万8千円、株主優待が約1万4千円相当となっていました。

配当 + 優待の利回りは5.5%程度で合計約7万3千円のリターンとなっています。

KDDIやオリックスは利回りも高く、カタログギフトの株主優待も充実しているのでこちらは日々の生活にとても役立っています。

銘柄セクタ景気感応度購入時株価配当株数配当金株主優待
ソフトバンク通信ディフェンシブ125,000851008,500 
ビックカメラ家電量販景気敏感118,000201002,0004,000
KDDI通信ディフェンシブ300,00011510011,5003,000
コメダHD飲食ディフェンシブ205,000511005,1002,500
オリックスリース・金融ディフェンシブ140,000761007,6003,000
伊藤忠商事商社景気敏感210,000881008,800 
日本たばこ産業たばこディフェンシブ215,00015410015,4002,000
  1,223,000  58,90014,500

そして、利回り5.5%程度で運用しても月額1万円の配当を得るためには元手資金が最低でも200万円は必要ですね。

節約してお金を貯めねば・・・・

コロナショック前に上記のポートフォリオを作成しているのでコメダHD、オリックスなど株価が購入時よりも下がっている銘柄もあります。

上記よりソフトバンクについては親会社のソフトバンクGによる株の売却決定時に株価の値下がりを予想して売却をしています。

その他、ポートフォリをから変更した3銘柄

高配当ポートフォリオから除外した銘柄は、日産自動車、武田薬品工業、三菱UFJ銀行の3名がrです。

特に日産自動車は会社の先輩の勧めで一度買ってみたものの、業績が悪い&減配が予想できたので株価が下がる前にさっさと売却しました。

日産を塩漬けにしている方は多いのですが、しばらくは冬の時代が続くと思っています。

日産自動車

武田薬品工業

シャイヤー買収により2兆円程度の「のれん」があることがネックですが世界で戦える売上規模にまで拡大しています。

武田薬品工業は高配当ですが決算の内容が難しすぎて理解できない(必死で決算書読みましたがちょー難しい)ため手放しました。

三菱UFJ銀行

低金利下ではメガバンクと言えども逆風となっているため売却しています。

ただ、メガバンクでは最も優良だと思うのでタイミングを見計らって買い戻しも検討しています。

の3銘柄です。

武田薬品工業、日産自動車は売却益が出ましたが、三菱UFJ銀行は若干の売却損がでました。

特に日産自動車は無配 + 株価大幅下落となったため早期に売却をしておいてよかったと思っています。

高配当株への投資は難易度高い!

高配当銘柄への投資が一時ブームとなっていましたが、これはかなり難易度が高い投資方法だと思います。

①配当が高い = 高配当 と考えるのか、②株価が低い = 高配当 と考えるのかで高配当株のとらえ方が根本的に変わってきます。

配当利回りの高い銘柄には、②の株価が低いから高配当となっている銘柄が多く存在しており、業績悪化、減配などのリスクがあるため注意が必要です。

高配当株への投資の難易度が高い理由は下記の2点かと思っています。

理由① 減配・無配リスク

配当目的で投資したのに、減配・無配となる本末転倒な銘柄に注意が必要です。

直近では日産、キャノン、ANA、JALなどのNISAでも人気銘柄が一斉に減配をしました。

特に日産で含み損を抱えている人はとても多く、単純に「株価が低い = 高配当」と見えていた好例だと思います。

理由② 減配による株価本体の値下がり

高配当銘柄は配当目的で株を保有している投資家が多いため、減配となると株価も下がるというダブルパンチが待っています。

高配当銘柄に投資をする場合はしっかりと事業内容、決算書を精査・理解することが必須だと思います。

まとめ

日本の高配当銘柄への投資で毎月1万円の配当収入を目指していますが、いまのところ実現には至っていません。

高配当である = いい銘柄ではなく、危険な銘柄も多く存在しているためしっかりと企業分析を行って銘柄選定する必要がありとても難易度の高い運用の仕方だと思います。

現在は、高配当ポートフォリオを維持しつつも、米国インデックスとのハイブリッド運用をしています。

高配当銘柄の多くは成長が鈍化している安定企業が多いため、株価の上がりがあまり期待できないこともあり、現時点で最も勢いのある米国に投資することは重要だと思います。

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