ANA 2020年3月期決算発表 当期純利益▲75%、無配決定

未分類

ANAの決算発表がありましたので簡単にご紹介します。ANAの事業内容は過去記事を参考ください。

2020年4月18日 | 生活を豊かにするブログ
Just another WordPress site

無配決定

以前に業績修正を発表しており業績の悪化については織り込み済みでしたが、配当予想75円から無配となったことが大きな内容でした。

よってANAHDの配当利回りは0%となりました。配当予想75円だったため、配当利回り6%超でしたがあっけなく無配となっていSましました。。危険な高配当銘柄であり配当利回り目当てで購入するのは危険であったことが分かります。

無配の理由は主に下記の2点となっています。

①新型コロナウイルス感染症が業績に与える影響は甚大であり、現時点では、その 終息時期が全く見通せない状況である 

②未曽有の厳しい経営環境の下では、手元流 動性を確保することが喫緊の課題である 

①については通期で純利益が75%減、1~3月期は赤字であることや今後、業績回復が全く見通しがつかない状況であるということだと思います。②については2019年度の1株当り75円配当の場合は配当金総額が251億円となり手元資金の確保が喫緊の課題である中、配当は出せないと判断されました。

出典 剰余金の配当(無配)に関するお知らせ

来季の配当については未定となっています。

過去10年間の配当推移

ここで過去10年間の配当推移を振り返ってみます。

過去にも2010年は無配であった時期もあるため今回の配当0は想定内の出来事だと思います。経営が悪化しており企業の存続のため、銀行からの借り入れや3,500億円のコミットメントライン追加などでキャッシュの増加を行っている中、従来配当75円の場合は総額で250億円程度のキャッシュアウトとなるため無配当は妥当な経営判断だと思っています。過去10年の配当推移から、徐々に配当を増やいしていくと考えられるため2019年の水準まで配当が回復するには数年は必要では?と考えられます。

NISA買付ランキング 2020/4/20 ~ 2020/4/24

決算前のNISA買付ランキングでは7位にランクインしており低空飛行している株価のリバウンド狙いや高配当狙いでの買い注文が入っていたのでは?と推測できます。個人的には業績から減配の可能性大と予想していたのでここまで買いが入っていることがとても不思議に思っています。

みんな逆張りが大好ということが分かります。

出典 SBI証券

株主優待券買取価格推移

ANAの株主優待券といえば3,000円~3,500円程度で売れるというイメージがありますが特に4月以降は価格が暴落し4月末時点で約1,300円程度まで落ち込んでいます。

決算内容について

2020年3月期の業績は、売上高1兆9,742億円(前年比4.1%減)、当期純利益276億円(前年比75%減)となりました。

事前に発表された業績予想の修正と内容としては同等の内容だったと思います。

2020年4月21日 | 生活を豊かにするブログ
Just another WordPress site

特に新型コロナウイルスによる影響の拡大した第4四半期の実績が大幅に悪化していることが分かります。

第4四半期実績

旅客数 ①国際線 ▲31% 国内線▲22%

売上高 前年差▲978億円

営業利益 前年差▲672億円

当期純利益 前年差▲627億円

来期の業績は?

来期の業績予想や配当予想は発表されていませんが、大幅な減便やGW中の予約が少ないことから厳しい業績となることが予想されます。

減便の状況

新型コロナウイルスの影響に伴う需要減退等に鑑み、4月29日~5月31日の国内線一部路線において、運休・減便を決定

■4月28日発表分
 4月29日~5月31日における国内線運休・減便数は、16,146便(対象路線数:112)です。2020年度事業計画における当該期間の国内線旅客便数は、25,336便(対象路線:119)

GWの予約状況

ゴールデンウィークの予約状況は大幅な予約数の減少となっています。

国内線 前年比90%減

国際線 前年比96%減

今期は厳しい状況が続くと予想されるため配当も無配が継続することを織り込む必要があると思います。

コメント