先日、ブリジストンのタイヤに買い替えたので注目をしている銘柄です(笑)
よくわからない韓国メーカーのタイヤからブリジストンに変更したところ、走りが信じられないくらい良くなりました。配当利回り4%を超えているためブリジストン株を購入されている方も多いのではないかと思います。
写真は新発売のPlayz
詳しくはブリジストンの公式サイトを参考ください!
tire.bridgestone.co.jp
NISAの国内株式買い付けランキング
NISAの国内株式買付金額ランキング(2020/2/10~2020/2/14)を見ているとブリジストン(5108)が登場していました。最近は株価が下落トレンドにあるため配当利回り4%を超えたためNISAで買い付ける個人が多くなているようです。12月の権利確定以後、株価は冬枯れしています。配当狙いで仕込むならあり?かもしれません。
個人的には日産自動車が2位に入っていることに衝撃を受けています。下期配当0円となっており、配当利回りは期待できませんが、リバウンドを狙った買いが入っていると思われます。新型コロナウイルスの影響が決算に反映されておらず、売上の3割程度が中国である日産の今後の業績は下振れリスクがあるため個人的には業績の悪化の可能が高く、今は買いではないかと思っています。
その他、こちらも下落トレンドの日本たばこ産業が人気。配当落ちの1、2月は株価が低いですね。
日本航空やANAといった新型コロナウイルスの影響を受けやすい銘柄は決算や予想に影響が織り込まれていないため今は買いではないと思います。
キャノンも高配当で人気ですが、配当性向が130%となっており業績もいまいちなので個人的には今後の減配や株価下落の危険性のある危険な高配当銘柄だと思っています。
ブリジストン10年チャート
ブリジストンの10年チャートを確認すると2010年から株価は上昇をし、2018年からは下落トレンドにあることが分かります。
配当金・配当性向の推移
次に配当金・配当性向の推移を確認すると2010年の1株当り配当20円から増配を継続し、160円で横ばいとなった2019年までに配当は8倍にまで増えました。配当性向も15.8%から39.5%に上昇し株主還元の経営姿勢が明確になっています。今後の増配については利益が増加しないと厳しいのではないかと思います。
売上・損益の推移
売上・損益を確認すると2015年をピークに売上は減少し純利益も横ばいとなっています。
高配当銘柄を購入するにあたって気になる自己資本比率は58%と健全な水準であり、キャッシュを創出する力を表すフリーキャッシュフローも2011年を除き大幅にプラスとなっておりキャッシュリッチな経営となっています。
利益剰余金
貸借対照表の純資産の部を確認すると利益剰余金は2兆5千億円程度あり、毎年の配当支払総額が1,100億円程度のためかなりの余裕があり財務は強固であることが分かります。
損益計算書 純資産の部

まとめ
売上・純利益は横ばいのため株価の大きな上昇によるキャピタルゲイン狙いの投資には不向きと考えます。
一方で長期で配当狙いであれば、利益率が高く、自己資本比率、高ROE、キャッシュリッチであることからよっぽどの業績悪化が無い限り現在の水準で配当は継続されると思われます。ただ、配当性向が40%程度のため増配には業績向上が必要となります。
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